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炉蓋の中心に補助バーナーを設置することにより石灰石の通過量が増し、プロダクトあたりの熱消費量を低減することができます |
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原石または燃料中の塩素や硫黄は、回転炉からの燃焼ガスと堆積層の間に循環する細かいダスト中に蓄積します
その排ガスの一部を吸引し空気を混入して冷却し、ダストを分離します
ダスト分離後のガスは予熱炉に戻され、補助バーナーが余分の過剰O2を消費し、排ガス中の過剰空気率を程よく低い値に保持します
補助バーナーにより過剰空気の顕熱損失ロスを増加することなく、塩素と硫黄化合物を除去することができます |
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例えば3%以上の硫黄分を含有するオイルコークス・石炭などを石灰焼成に使用すると、生石灰中の硫黄分が0.03%以上に上昇し、鉄鋼用などには不適切なものになります
回転炉にコマ式予熱炉を設置する場合には、回転炉出口近傍の燃焼ガス流中に微粉状石灰石を噴射・分散させることにより、燃焼ガス流中の亜硫酸ガスの大部分を石膏の形で捕捉分離することができます
すなわち高硫黄燃料を用いても低硫黄の生石灰を焼成することができます |